スポンサーサイト


上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「ラジオの恋」


映画を一本、見てきた。ずっと見たかった、「ラジオの恋」。
楽しみにしすぎていた所為か、まだ何のストーリー展開もしてないのに、
映画が始まった途端に号泣しだす私。

何だったんだろうな、横川シネマのタイムスリップをしたかのようなレトロな空間にやられたのか、
自分が今暮らしている街が映画になっている感動か、
楽しみにしていた映画が始まったと言うだけでえらい感動してしまったのか。
それとも、仕事仕事で人には言えずに溜め込んだ気持ちをここぞとばかりに発散しようとしたのか。
まぁとにかく、映画の最初から最後まで、時々笑いながらも、
ずっと涙を流しながらスクリーンを眺めていた。

最近写真を撮るようになったからか、あのスクリーンが、
ファインダーから景色を見ているような気分になった。
自分の目で、ファインダーをのぞいて世界を切り取っているかのような錯覚。

そしてずっと話題になっていたけれど、広島の街をさりげなく、
特に街中のシーンは、自分がいつも見ているような風景も多く、
それが自分と同じ目線からと言うか、等身大の映像にもなっていて、それでいて自分にはできないくらい洗練された切り取り方をしていて。
私は一番最初のシーンを見たときから、あぁあのブロックを敷き詰めた道を撮っていいのだと、
それも絵になるものだと勇気をもらったし、
そういった何気ない風景にももっと魅力が隠されていると知らされたと思う。


話自体は、私も劇中の横山さんのように、最初はファンタジーだと思った。
そりゃ、聞いている人は居る。読んでいる人は居る。
だけどそれが、影響力と呼べるほどの大きなパワーかと言われると、
テレビやネットに押されて、特に今どきの人が聞いたり、見たりしてくれているなんてあんまり思えない。
それに、もっと言えば、「おれにそんな責任ないよ」ってことだ。
自分の発言、書いた一言で誰かが動く、何かしらアクションを起こす。
そんな恐ろしいことなんて出来ないという感覚。
自分がそうしたければいい、私に聞かないでくれ、と思う。
私はそうしている。何か欲しい時、人の意見はほとんど聞かない。
自分で何が欲しい、何をすると決める。
だからあなたも、私の発する何かを待たずに、自分で決めて自分でアクションを起こして、
自分の中でその一連を完結させて欲しい。
私の仲介を求めないで欲しい。
そんな思い。
だからファンタジーなんだ。
自分の一言で何かが動き出す。それも、いい方向に。
なんてことを想像して誰かの背中を押すなんて、どんだけ鈍感だったらできるんだろう?
自分が誰かを動かすことが本当にいいことかどうか?
そう思って躊躇ってしまう。斜に構えて向かい合おうとしない。
責任を背負うのは嫌。

世の中、いいことばかりしか起こらないならファンタジーは要らない。
だから、なにかをかえようと思ったら、ファンタジーを信じるしかないのかな。。。
自分に必要なのは、そのファンタジーをつくることなのかもしれない。
と言うのが一つ。

もう一つ、メディアの仕事をすると言うことは、まさに「片思い」をすることなのかもしれない。
これもファンタジーだなぁ。私には出来ていない。

頭で分かるだけでこの二つが解決できれば、こんなに楽なことはないのだけれど。
夢を見るリスクをとれるかどうか、が私がこれからも今の仕事をする中で、
前を向いてゆけるかどうか、なのかも知れない。



天才横山さん。上映後、挨拶に来てくださいました。
いつも楽しませて頂いております。

DSCF7527.jpg

DSCF7528.jpg

DSCF7532.jpg


スポンサーサイト

| そば屋さんちのふろふき大根 ホーム |

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURL:
http://karehausagi.blog38.fc2.com/tb.php/766-394e9c70
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザーのみ)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。