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私たちは好景気を知らない。


日曜にはゴー宣道場があった。
テーマは「景気と幸福について考えよう」。

私は最初、このテーマを見た時に、自分が普段考えているテーマもあって、
要するに物欲が満たされれば幸せなのか?という問題提起かと思った。
もちろん、そういう側面もあるだろう。
けれど、今の日本において言えば、GDPが大きくなれば、
成長率という数字が大きくなれば、私たちは幸せを感じるのか?という問題でもある。

そして私はこの日の議論を聞いていて気付いたけれど、
私は景気のいい時代を知らずにいる!
田舎だし親は地方公務員だから余計にバブルは私にとって影が薄いのかもしれないし、
好景気、バブルの時代が終わった頃に小学生になったみたいで、
その存在を教科書の中で勉強するか、語り継がれる伝説のように年配の人に聞くしか無い。
よく考えたらバブルは私にとって江戸時代や太平洋戦争と同じような存在だ。

それか、中国等の開発国のバブルを見て感じるもの。
そういう意味でも、戦争と大差ない。

誰も彼もが「景気が悪い」と言っているけれど、じゃあ景気がいいって言うのはどういう状態で、
何が起こるのか?ここを冷静に検証しなければ。というのがこの日のテーマ。
私は今、テレビの無い生活をしていて、そんなにみんなが景気、景気と言っているのかはよく分からないけれど、寧ろ景気より大事な問題が選挙の時にあったはずなんじゃないか?と思うけれど、
もし景気が良くなったら、そういう問題も全部忘れられて、みんなが幸せになるだろうか?

小泉政権時にもいざなみ景気だ、いざなぎ景気を抜いて戦後最大の成長だと言っていたけれど、
あの時は高校生ぐらいで、周りを見ていてみんなの言う通り、あんまりみんなが喜んでいる風には見えなかった。よく言われるけれど、数字としては経済成長して、GDPも増えたのかもしれないけれど、かといって一般庶民の給料が上がって、みんなが消費をするようになったかと言えば、そんな風には見えなかった。みんないつも通りだった。むしろ100円ショップや1000円カットが流行っていたようで、そんなに消費を楽しんでいる様子でもなかった。


道場の中では、自分以外の数多くの視点が提示されるので、本当に興味深いけれど、
冷静になって今の日本を見てみれば確かに、今ではその100円ショップや1000円カットもどんどん苦しい立場に追い込まれている。
安売り競争が激化しているのもあるし、いくらモノが安くったって、本当にそれだけの価値があるものかどうかをみんな結構シビアに見極めるようになったように思う。
ルームシェアやカーシェアとかも流行っていて、本当に必要なものだけを揃えているし、本当に必要なものはもう日本の中の全体に行き渡っていて、いまさらそんなに大きな需要も無い。
ニュースを見ていたら、どこの量販店もモノが売れない売れないという記事ばかりだ。

だから今回の道場のテーマには実はもう答えは半分でていて、GDPが増えてお金があって物が買えたら幸せだとは限らない、ともうみんな気付いている。
無くてもこんなに十分生活できる、楽しく暮らして行けるということは経験して知ったし、
じゃあこれからアベノミクスでお金がたくさん降って涌いて、もっと贅沢な暮らしが出来るとなったとしても、
今更そんな無駄の多い生活を心のそこから楽しめるだろうか?
電気もこんなに無駄遣いしなくていいと分かったのに、無駄な、過ぎたる空間や消費を使って、本当の幸せを手に入れることが出来るとは思えない。
無駄の無い、自分自身に見合った生活で十分って、みんな思うんじゃないかな。
特に若い世代は、将来のこともあるし、子どもも育てなきゃいけない年金ももらえるか分からんとなったら、今の快楽をむさぼるよりは将来に備える。そんなのは普通のことだ。


ただしこれは、アベノミクスで成長した経済が庶民にも還元されれば、という仮定のもとでの話。
実際には、小林氏が言うように、ここにグローバリズムの観点が導入されると、
企業は利益を上げたら内部留保にまわし、富のトリクルダウンが起きずに労働者の給料は変わらないまま。しかし経済成長で物価は上がる。
TPPもやって公共事業を外資が受注できるようになったら、建設業さえも潤うか分からない。
そもそも、公共事業はやれば数字には表れるものの、借金でやるもので(だから見かけ、成長しているように見えるが)成長ではなく、一時的な景気のコントロールの為ではなくて将来の日本がより住み易い環境になっている為に使うものである。

本当にそんな見かけだけ、数字に表れるだけの経済成長が必要なのか、
それが国民の望んでいることなのだろうか?
テレビや洗濯機が頑張って手を伸ばせば買える、という時代ならいざ知らず、
中身の議論をせずに経済成長だけを目指していてもしょうがない。


他にも論点がたくさんあったけれど、ちょっと書くつもりがこんなに長くなってしまった。
また明日。
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