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誰が首相になっても脱原発は出来る!


さてと。
今日は、一週間前に参加した、ゴー宣道場の総括を自分の中でしておかないと。

毎月、行われているこの道場の今回のテーマは、「倫理と成長の脱原発」ということになっている。
正直な話、こういう場所でパネリストたちの話を聞いて、ちょっと勉強した気になっても、現実に何かを動かせるような力に繋がるか、つなげる事が出来るかということに対して疑問符がつく事が多い。
話を聞いて、ちょっとエラくなった気になって、それでおしまい。あとにはあんまり残らない。
それが哲学の講義ならまだしも…と思っていた。
デモにしたって、デモに賛同したところで、それが開催されている場所に、開催されている日時にいくのは結構大変な事。

だけれど、今回の道場では、実際に脱原発を実現する為に、庶民がどういう形で参加して、影響力を強めていくかと言う話が出たので、すごくよかった。
もちろん一方で、脱原発を唱える為の理論武装もここで話を聞いていればちゃんと出来るのでいい。



私はいつもいつも、政治家がくだらない事をした時、日本の方向性が理想と違うときに、テレビとかでコメンテーターたちが「でも国民が投票したんですから」という事にずっと違和感があった。
ダメな政治家はつまり、選ぶ側のダメさ、つまり国民のバカさを象徴しているんだとぬけぬけと言放すコメンテーターたち。
だけれど、本当にそうか?それは国民が選んだ事か?
どうも、そう思えない。国民だってアホにだまされている部分もそりゃあるだろう。だけれど、政治家なんてよりどりみどりではないし、共感できる政策を提言している政治家が居たとしても、その人に全ての面で共感できる訳じゃない。自民党も民主党も共産党も全部、共感できる部分と出来ない部分がそれぞれある。
それに、選んだ後の政策の実行能力なんかはその時点では分かんない訳で、入った後にその人が実際に権力を手にするまでに、目標とする政策は簡単に変わってしまう。
だから、投票はするかもしれないけれど、その結果に対して責任持てる国民なんか、いやしないんじゃないの?と思う。

だから、今後政府が脱原発を押し進めなかったとして、
「選んだ国民が悪い」
なんて言われてもそんなこと、だって選択肢が無かったじゃないかって話になるかもしれない。

この状況で、やっぱりダメじゃないか、って思っていたけれど、
今回の流れとして、もちろん政府を動かす事も大切だけれど、もし政府が原発維持に流れたとしても、
「今は自分たちがアクションを起こして未来を変えていく事が出来る時代だ!」
という事実がずっとあって、私は安心した。



道場の中では社稷とか本来の保守なら守るべきものとか洗脳を解く方法とか会計の話に男性と女性のモチベーションの違いなどなど、色んな話があったけれど、一番大事なのは、政府に頼らずに自分たちの望む世界を作り上げていく方法論だろう。


ゲストが4人来ていたけれど、それぞれが自分の専門分野から様々な方法を語ってくれていて、本当に面白かった。

自民党の河野太郎議員は、政治家に言葉が届かなければあまり意味が無いといい、政治家たちに一番伝わるのは面と向かって問いただすことであり、
「デモのゴールは議員の事務所にしろ!」
と力強く仰っていたのはかっこ良かった。

ただし、それに対して小林よしのりが懐疑的な言葉を会場に投げかける。
「そうはいっても君たち、実際には議員の事務所に行ったりはしないでしょう?」
ニヒリズムではなく、これまでも色んな運動をしてきて、人を動かす事の難しさや、庶民にとって日常生活を守る事がどれだけ大切で且つ大変な事かを知っているからこそ出てくる言葉だ。
「デモでいいんならずっと前からもっとよくなっている」という発言は重かった。
そして、日常生活を日々守っていくという視点から訴える事ができるメッセージの形成を訴える。
それに対して女優の木内みどりさんが、会場の人々を励ますような口調で煽る。
ストレートに理想を描いて提示することが出来るのも才能だなと思った。
この二人の双方からの煽りは盛り上がっていた。

ソーシャルメディアのジャーナリスト(この肩書きがイマイチ分かっていないわぁ。。。)の津田大介さんと言う人の話を聞いて、ネットに対する見方が変わった。
私もネット社会と言うと恐ろしいイメージばかりで、ブログやfacebookをやっては居るけれど、ネット上の関係性にあまり踏み込まないようにしようと思っていた。
だけれど、ネットが登場して20年近くし、問題は常にはあるものの、その中でもネットが技術的にも進歩し、一方でソフト的にも急激に進化してきた中で、ネットにもリテラシーや公共性が生まれて、様々なモデルも出来、実りのある議論をする余裕のある空間になった。今やゲーム感覚で楽しみながら輪を広げる事が出来て、自分の意見を表明する事が、言葉にすると言う意外の形でも可能になってきていると知って(クラウドファンディングとか)、これも「政府に頼らずに未来を決めていく」為の重要なツールだと分かった。

そして第2部の最初に紹介された、城南信用金庫の吉原さんらがはじめた、民間発の脱原発アクションの紹介。吉原さんは今回、一番注目していた人だ。ちょっと前のブログでも紹介したけれど、事業はまず公益の為にあるのであって、利益は公共事業を実現する際の副産物にすぎないと。この考え方こそ、これからの時代に共有するべき価値観じゃ中と思う。利益追求の大企業の時代は終わった。(と勝手に決めつける。)
吉原さんはじめ中小企業の取締役の人たち数名が集まって開発したのは、「Aらま〜」という、使用している電気の量が一定量を超えようとするとアラームが鳴る仕組みのもの。
彼らは脱原発の為に、どれだけの節電をすればいいかを計算して、一家庭に50から60アンペアの電気がある。これのうち、20アンペアを使わないようにすれば、原発を動かさなくても電気は足りるという結論に至った。なので、この「Aらま〜」という機械を設置すると、その使わなくてもいい20アンペアを使っていないときには何も無いけれど、この20アンペアを使おうとするとアラームが鳴るようになっていて、知らせてくれるようになっている。どれだけの範囲内で電気を使っていれば原発を動かさなくてもいいかが分かって、節電する為にも便利だ。
私の言い方では伝わらないかもしれないけれど、ちゃんとホームページがあるそうなので、見てほしい。
Aらま〜のHP。

この機械を作る為の資金調達や、使用電力のモニタリングにネットが使えると言うことを津田さんがお話ししてくださって、これもすごく勉強になった。

電気の量が原発なしでは足りなくなる可能性があるのはそもそも、ピーク時だけの問題だ。夏場の一番暑いお昼過ぎさえ乗り越えれば、後は節電しなくても火力や水力などで十分足りる。

火力発電を増やせば燃料費が高騰するという意見も世間ではあるけれど、
そうなるだけ燃料を買えば円安になって、輸出で稼げるから日本経済に寧ろプラスになるという意見も紹介された。これも説得力がある。

そして、いままで冷遇していた自然エネルギーに投資をすれば、すぐに自然エネルギーの発電量を増やす事が出来る。「自然エネルギーは頼れない」と言うのは原発村の保身の為のいい訳だ。


小林よしのりの「原発は電力のバブルだった」は名言だった。
原発を動かす為に、国民に「もっと電気を使え、無駄遣いしろ」と仕向けてきた。
でも、ちょっと落ち着いて周りを見てみたら。電気はそんなにたくさん必要じゃない。
増してや省エネ家電も今は市場を席巻している。
市場は完全に脱原発を用意している。

もう一つ驚いたのは、原発に関する会計のいい加減さ。
廃炉や使用済み核燃料の処理・保管の事を考えたら、そのコストの高さは一目瞭然、なのにどうして原発の電気は安いと言い続けているのかと思ったら、吉原さんに寄ると、
「コスト計算したら天文学的な数字になって数えられないから計上してない」
って、そんなバカな話があるのか!って思うよね。




こうしてちゃんと理論武装をして、民間から出来る脱原発と、政治家を動かすアクションをこうして具体的に語ってもらえた事で、今回の結論として
「誰が首相になっても脱原発は出来る!」
と思えた事は大きい。
もちろん、政治家に直接訴える事が効くアクションという事実も重要だ。
しかしそれでも政治的には変わらなくて、選挙の結果として(ここに「??」を私はつけたいけれど)、政治が原発を守ろうとしたって、民間が自らのアクションと生活を持ってして、脱原発を実現する事が出来る。この事実は大きい。
ネットで意見の集約もお金の流れも、脱原発にもっていく事が出来る。
それも、日々の生活を守る中で。

この事実を、私もちょっとずつ広めていく事にしよう。





…あ、余談だけれど、小林よしのりがブログで
「クリアファイルもTシャツも書籍もまんじゅうも、全部手に入れた人って居るのかな?」
って書いていたけれど、
書籍は切通理作氏のサイン本だけれど、全部もらったよ。
クリアファイルは4枚もらって、人に配った分もある。
Tシャツは3枚買って、もともと2枚は人にあげるつもりだったし。
まんじゅうはもらえて嬉しかった。
小林よしのりの漫画は…だってもうとっくに買って読んでるものだから、
サインが入っていてもなかなか買おうってきにはならないんだなぁ。。。

まぁせっかく広島から出てきたんだから、これぐらいは楽しませてもらわなきゃね♩

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