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AUEの活動状況②:Tuiréの場合。


書くと言って書かないまま、2週間が過ぎたAUE(水利用者組合)の活動状況。
今日と明日で、新たに三つの村のAUEの活動状況を紹介しようと思っているけれど…
これから紹介する村というのは、活動がうまくいっていない村。
ちなみに明日紹介するところは、活動がうまくいっていないということ以外にも共通してイライラさせられることがあったので、そのことを合わせて書く予定。


タイトルにも書いてあるTuiré(テュイレ)という村は、ゾルゴに33ある村の中でも、トップ3に入るぐらいに裕福な村。
特に村の中でも、幹線道路沿いに村があるわけでもないのに電気が通っているというのはこの村だけ。
村の人口も2000人に届きそうなぐらいいて、やはり33の村の中で一位を争う人口の多さ。
そして、ポンプが村の中に全部合わせて13個もあるという、この数字もずば抜けている。
ちなみにこの村をはじめ、割と裕福で、収入的には水料金を払う余裕くらいはあるだろうなぁと思っていた村は悉く、小さくない問題がある気がする。

この村の特殊なところは、政治的な力が感じられるところ。
というのも、ブルキナ国会の議長がこの村の出身ということで、
村の奥に行けば突然、村には似つかわしくない豪邸が現れ、
芝生がきれいに敷き詰められていてスプリンクラーが動いていて馬が何匹もいて…と、外から一目見ただけでその空間の特殊さが分かるくらい。
電気もそのおかげで通っているらしく、ポンプが異様な数あるのもその所為かも、と思わされるような話も聞いたことがある。
この村の裕福さがそういう政治力を背景にしているということはある程度、間違いのないことのよう。


こういう村と、前回に紹介したような僻地にある村を見比べてみると、裕福な村のほうが甘えているな、と思ったり、切迫感がないというのも感じるし、村人の間でまとまりがないな、という感覚を得ることもある。


Tuiré村AUEの具体的な活動状況を見てみると、AUEが管理するポンプとして10カウントされていて、一つのポンプに年間10万フラン必要として、単純計算で最低100万フランを年間に集めることが必要。
で、この村は2011年現在で人口1711人。その全ての個人に300フランずつを水使用料金として設定。その数字を聞いた時点で、そんな低い料金で足りるのかな、と疑問に思った。計算してみたら全部で年間513.300フランになる計算。必要な額の半分にしかならない…もっと貧しい村で、一つの家庭に3500フランぐらいを普通に設定しているんだけれど、もし一人300フランぐらいにしようと思ったら一つの家庭に11~12人がいなきゃいけない…
そしてさらに、それだけ低い料金を設定しておいて、村人からは水料金に納得してもらえておらず、ほとんど料金徴収ができていない。。。
ポンプ管理人も決めることができていないし、銀行口座もまだ開設できていないしで、AUEの指導力のなさとかそもそもの料金設定で破綻しているところを見て、けっこうがっかりさせられた。

本当だったらこういう、裕福なだけでなく学校も病院もあって周辺の村の拠点になっているような村にまず活動を上手く進めてもらって、そこをモデルに周辺の村にもAUEの信頼性を広めていけたら…と思っていたけれど、全く当てが外れた。というか、真逆の現象。辺境の村はAUEの活動に問題があってももっと軽かったり、改善への動きがすでに見られたりと、かなり期待もできるし応援もしたくなるような状況なんだけれど。

少し考えているのだけれど、もしかしてこれはその裕福さという結果が自身の努力を糧にしていないからじゃないだろうか?いわゆる援助漬けみたいな現象なのではないだろうか。自立しようとして欲しいなぁ、というのが正直な感想。
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