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AUE活動状況:Zainga、Sapaga-peulhの場合。


9月28日に巡回した二つの村、
Zainga(ゼンガ)とSapaga-peulh(サパガ・プル)。
この二つの村は、携帯の電波も届くか怪しいぐらいにド田舎で、
学校に通っている人も少ない。
現金収入だって少ないはずだし、
銀行に口座を造りに行くのもひと仕事だろうことだし、

…などの理由で、AUEがちゃんと活動ができてるかけっこう心配していた村。


が、実際に村に来て話を聞いてみたら、今のところ巡回した中ではかなり優等生。
銀行口座もちゃんと開いていて、そこにある程度お金があり、
住民の多くが苦しいながらも支払いをし、
これまでにそのお金で修理をちゃんとしている。
ちなみに、衛生改善に対しても積極的そうで(曖昧なのは、住民に直接聞いたりしたわけではないから)、
想像していたよりも全然しっかりと活動ができていて驚いた。

やっぱり田舎のほうが切迫感があるというか、
本当に自分たちの死活問題だからこそ、ここまで積極的に活動するんだろうか。
他の隊員と話をしていても、街よりは田舎のほうがどんな分野でも改善に積極的で、
自立心が強いように見える、という話を聞くことがある。



Zaingaという村の場合、世帯数が101で人口が897人(2004年の数字)。
で、一世帯から5000フランを集め、さらに女性一人につき1000フランを徴収。
それから、大型の動物(牛およびロバ)については一頭250フラン。
全部で年間235,000フラン集まる計算。これで二つのポンプを管理する。
ちなみに一台につき年間、105,000フランが管理するために必要。

ただし、その二つのポンプが1987年に設置された、25年前のもの。
なので、頻繁に壊れることが悩みだそう。
実際、ポンプ二つとも過去3ヶ月で3回修理し、
その3回目の修理で合計27,000フランかかっている。
口座のお金はこれでほぼ、底をついていて、ポンプ管理人に支払うお金も残っていないらしい。
ちなみに管理人には一人年間3,000フランを支払うことにしている。

村での、AUEメンバーとの話し合いの様子。

IMG_1515.jpg




Sapaga-peulh村は3つのポンプがあり、
水料金は女性一人につき2,200フラン、および大型の動物一頭につき250フラン。
支払い対象の女性が村には117人おり(AUE調べ)、動物が全部で何匹かは分からないけれど、
ちょっと心もとない料金。
が、今年はおおよそ200,000フランを集めた。

この村、ちょっと過激なことをしているというか、
「そんなことをして村人から反感を買わないのか??」
と思ったんだけれど、
南京錠を買ってポンプに鍵をかけ、支払いをしない人には
ポンプを使わせないようにしているらしい。
現金収入がなく、本当に支払い能力がない人が反対しないのか?と疑問に思ったけれど、
話を聞いていると(その場にAUEメンバー以外の人もいたけれど)、
鍵をかけるようになってから、これまで支払いを拒否していた人たちも支払うようになり、
特に目立った反対が出た様子もない。
それでうまくいっているのだから、じゃあここではそれでいいのかな、と思った。

この村のAUEと話し合いをした学校。

IMG_1520.jpg




この二つの田舎の村で分かったのは、苦しいのは事実ではあるけれども、
それでも最低限のお金を持っているということ。
水料金のことだけではなく、衛生改善についても、
「石鹸を使いましょう」
と言ったら、実際に使うようになったという人が多い。
アニメーションをやったらかなりの確率で「石鹸を買うことができない人はどうしたらいいの?」
と聞かれるけれど、ゾルゴで1,2を争うのではないかと思えるぐらいに田舎の村でも
けっこうな割合の人が石鹸を使用する余裕があるということが分かり、
他の、もうちょっと現金収入がある村ではなおさらだな、と思った。
これからはもっと積極的に、というか堂々と「石鹸を使いましょう」と言って大丈夫だなと分かると、ちょっと安心する。
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