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『インサイド・ジョブ』


数日前に、二本連続で映画を見た。

『インサイド・ジョブ』
と、
『ヤバい経済学』

二本続けてみて、全く寝なかった。しかもそのあと、フランス語講座。上級も上級、フラ語で政治の話をされてちんぷんかんぷんだった。
そんなに頑張った自分をほめてあげたくなる。
というか自分は、なんて社会派!!
経済関係の映画を二本続けてみた後に、政治の話をしてるなんて!

インサイドジョブという映画は要するに、
サブプライムローンだとか2008年の世界的な金融危機
そこに至る過程や、防げたはずの危機を引き起こした金融界の暴走を
インタビューを多く交えてかなりリアルに伝えている。

私の率直な思いとして、こういう映画が本当は一般庶民には理解できないでいい
というか理解できないでいてほしい。
理解できる頭があるとかないとかいう話ではなく、
金融危機を引き起こすにいたった金融工学のからくりなんて
一般的な生活を営むにあたっては全く必要がないものだし、
そういう目線から見れば、生きていくうえで全く必要のないものだった。
基本的な生活を営むための生産活動をしている間には必要のない発明だったし、
生産余剰ができたおかげで畑を耕さずに毎日、お金を数えていれば儲かるというのは、大地の恵みを頂いて生きている私たちにとっては本当は矛盾していることかもしれない。
それどころかいつの間にか、ないはずのお金を錬金術を使って生み出す人たちが
世界の経済を支配し、操るようになり、そればかりか2008年の金融危機で世界中を混乱させておいて、悪びれもせずに高給をとり続けている。

あの映画の中で細かく解説されているとはいえ、
やっぱり知識のない人にサブプライムローンがどうやって作られたとかなんで破綻したとか、
難しい部分はたくさんあったんじゃないかな。
とりあえず、そういうことをやっている人たちがとりあえず胡散臭くて、詐欺まがいのことをやって、
自分の利益を追求した結果として世界を混乱させたとしても構わないといわんばかりのスタンスで
金融商品を次々と開発し、売りさばいていったということだけ伝わればいいって映画なんだろうか?
テンポも速くて、ついて行きづらい映画だったと思う。

今の金融世界のことをちゃんと理解している人が世の中にどれだけいるかも疑問だし、
そもそも金融を理解する必要がないでしょ、普通の人には。
そういうことを考えたら、世界をあれだけ惑わしておいて
責任を取らない人たちを追求する映画は必要だとは思うけれど、
いい映画に仕上がったとしても市場は小さいかもしれない。

特に2011年は世界中がものすごくあわただしく動いているから、
2008年のリーマンショックとか金融危機というものに対して
今でも実感を持って怒りをあらわにできる人っているのか?
そんなことよりもみんな、ロバート・デ・ニーロ見に行くわけでしょ。
本当は今後も、金融業界の暴走を防ぐためにみんながこの映画を見て問題意識を共有して、
また同じような暴走をさせないように見張ってなきゃいけないはずなんだけれど。

最近、詐欺とかも複数社が関わって人をだます、
「劇場型」といわれるものが流行っているらしいけれど、
金融業界の人たちがやっていたのがまさにこれ、劇場型
そうやって堂々と詐欺をやって、
政府や学者たちも金融業界に買収されて、
眼の玉が飛び出るような高給をもらっていながら世界中を混乱させた人たちが
いまでも何もなかったような顔して同じようなことをやっているんだから許せない。
あれで多くの、つつましくも真面目に働いていた人たちが
何も悪いこともしていないのに、大きな被害を受けたんだから。
今後の金融業界の暴走を許さないためにも、この映画を見て勉強するべし!!と思う。

『インサイド・ジョブ』
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