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続・放射能について




私は今まで、どうして原発のことを知ろうとしなかったんだろうと…いまさらになって思う。日本でもこれまで何度か事故があって(1999年のJCO燃料加工工場臨界事故など)、その危険性は目に見えていたはずなのに、大した興味もなく、深く知ろうともしていなかったことを後悔している。
福島原発での水素爆発事故、および放射能漏れのニュースを受けて、原発廃止の声が高まっている。核兵器廃絶を訴える団体もここぞとばかりに声を大にして原発廃止を訴えていて、私はその団体の人たちの雰囲気というか、反対する対象にはなんの躊躇いも遠慮もなく否定してしまう部分とか、異常というか必要以上に煽ったり、さも自分たちが寸分の疑いもなく正義と確信しているような批判対象に対する罵り方だとか、好きになれない部分は多くあれど…核兵器に対して私もネガティブに思っていることは間違いないことだ。広島に生まれた者として、あるいは広島を中心に活動する団体として、兵器のほうに特に注目するのはしょうがない。それに、どっちにしろ兵器のほうが攻めやすいのかもしれない。今回のような事故だとかがなければ。
その、あまり好きではない団体のメーリングリストで数日前にメールが来ていて、原発で働いていた人の文章が載っているホームページのURLが紹介されていた。ちょうど原発の事故のことで気になっていたし、もう少し原発のことを知りたいと思ってそれを読んだ私は、もうショックでショックで、他の何事もとるに足らないちっぽけなことのように思えてきた。誰かの不幸も別の誰かの誕生日も、もうそんなことを考える余裕すらなくなってしまうほどに…今まで何も知らなかった自分に本当に腹が立つと思うし、今、このブログを読んでいる人にも読んでいない人にも原発のことをもっと知ってもらいたい。もちろん、この人が書いている内容で完全情報というわけではないし、この人が書いていることがすべて真実かどうかも私には分からないことだ。が、ものすごく貴重な証言であることは間違いないと思う。
そのHPをここでも紹介します。それと、ネットのニュースで知った、環境エネルギー政策研究所のURLもかなり興味深かったので載せておく。

『原発がどんなものか知って欲しい』


『特定非営利法人 環境エネルギー政策研究所』


私は今まで、原発のことについてはテレビのCMで見るくらいのことしか知らなかった。テレビのCM程度のものというのは、地球温暖化が世界で一番大きなトピックだったときの、「原発は二酸化炭素を出さない、エコなエネルギーだ」という推進派の意見のこと。それ以外のことについてはただぼんやりと、でも同間違っても100%の安全性というのはありえない、というぐらいの浅い考え、知識だった。要するに、事故がなければ安全なエネルギーだと、鵜呑みにして信じていた。
でも本当はそうじゃないらしい。このことを、原発で働いていた人が書いた文章を読んで知った。本当に自分のそういう、無知で勉強しようとしない態度には嫌気が差してくる。
もちろん、今回のような事故があれば放射能は瞬く間に広がり、大きな被害をもたらす。だけど事故が起こらなかったとしても原発は、稼動しているだけで被爆者を作り出している。『k-19』は日本で、今までずっと起こっていた。そしてもちろん、今も。星の数ほどヒーローがいたとしても救えないこの世界の構造って、いったいどうしてこうなんだろうか。
原発で働く人は被爆を避けられないらしい。冷却水(海水)も放射能に汚染されてしまっている。そして原発の付近で生活する人々の間では白血病が他の地域の人たちよりも多く発生している。
こんな、核兵器よりももっと、今現在害悪を流し続けている存在があったんじゃないか。どうしてこんなに大事なことを、テレビのCMではちゃんと言わないんだろうか。
ブルキナには原発がない、という現実がうらやましくなった。原発がなくて電気に不自由しているブルキナの暮らしと、被爆者を出しながら湯水のように電気が使える暮らしだったら…?私は、絶対に前者がいい。電気に不自由しても、エアコンが使えない生活でも、誰かが被爆し続けているよりはずっといい。
友人も、原発を止められなかったこと、こうして事故が起こってしまったことに憤り、悲しんでいる。今の私たち、24、23歳。私たちが生まれる前から原発は存在した。その点については、何もできなかった。その分、これからは私たちが世界を作っていく番だ。その緊張感で、足がすくんでしまうのも事実。だけど、ただ時代に流されるのではなく、この波を言い訳にするのではなく、意思のない歯車になってしまうのではなく。本当に自分たちが次の世界に誇れるユートピアを作っていけるかどうか。
ちゃんと自分の目で見て、自分の頭で自分の幸せがどこにあるのかを探して、歩いていこう。必要以上に煽るのではなくて、冷静に考えて論じていくことでちゃんと答えが出せるように。

少なくとも、ひとつ分かった。
原発なんて、いらねーぜ!
そのためにもし電気が供給不足になると言うのなら、エアコンもパソコンも捨てる準備ができてる。

そして最後に。被災地で苦しんでいる方々、復興が一日も早く成り、心身の傷が早く癒されますように。被災地の救援活動に全力を尽くしている医療関係者、インフラや建設関係、原発職員、消防警察自衛隊、米軍、その他の海外からの支援者たち、ボランティアの方々、今回の災害復興のために活動しているすべての人に、感謝して。また原発事故に関して、これ以上の被爆者が極力出ませんように。

せめて自分の知り合いだけでも被爆しませんように…と願うのは、それもエゴだろうか。すこし心配している。
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コメント

 原発問題は難しいのう。安全神話が崩れた以上、人は電気の便利さと放射能の危険さを天秤にかけんにゃあいけんようになったのう。(レベルは違うけど、沖縄の基地問題と通じるものがあるかの。)

 さて、わしの子供の頃は、まずクーラー(エアコンとは違うで)はなかったの。じゃけん夏はアイスがカキ氷じゃ。暖房ゆうたらストーブもなかったし、練炭火鉢じゃ。布団の中は豆炭よ。(おまえら若いもんは見たこともないじゃろ。)昔はそれで確かにほんまに充分足りちょった。
 アメリカに追従した日本(他の国もじゃが)は贅沢に走ったとゆうことよ。偉そうなことゆうても、うちも立派な?電化住宅で、電気がないとなーんも出来ん。(ソーラ発電あるけど、微々たるもんじゃ)

 アフリカで暮らして、自然の恩恵を一身に受けて幸せじゃのう。人間はついつい楽な方に流れるもんよ。残念じゃが後戻り出来んよのう。でも、何が大事か考え直さんにゃあいけんのんじゃろうで。わしも努力してみるわ。

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