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哺乳類は危ない!!



ウサギが飼いたい。

そんなことを思ったきっかけは、友達が猫を買っているのを見てすごく可愛いものだと思ったり、ブルキナベたちに「何か飼え」と言われるから。もっとも、そこで「じゃあウサギがいい」と言いたくなるのは、そもそも誰に何と言われなかったとしても、心のどこかでウサギを飼いたいと思っているわけで。そうでなければ友達の猫が産んだその子猫をもらうかするのが選択肢として流れていきやすいはずだと思う。

猫が愛らしいのはよく分かった。その感覚より強いのは、ウサギに対する憧れ、みたいなもの。それもどうしてかと突き詰めたって、なんとなくって程度のものなんだけれど。

ただ、面倒が多いと言ったのは狂犬病の問題があるから。哺乳類はすべてその可能性があるらしく、私たちももちろん日本でワクチンを接種してきたし、飼う動物たちにも毎年ワクチンを打たなきゃいけない。それでも完全ではないらしく、もし動物に噛まれるとかしたなら追加で何回もワクチンを受けなきゃいけない。ちなみに発症すればほぼ100%しに至ると言う怖い病気らしく、そんな狂犬病の心配をほとんどすることなく動物を飼える日本と言うのはすばらしい空間だ。
そしてここ最近、JOCVブルキナ隊においては立て続けに動物に噛まれたと言う人が出てきて、その数が2009年度はたった1件だったのが2010年度は2月初めまでの数字で11件。それで事務所もきりきり舞い。11日にブルキナ中のJICA関係者を集めて行われた安全対策集会でも大きく取り上げられ、動物に噛まれるのを防ぐために各人がどう振舞うべきかを話し合ったり、飼い猫に噛まれた人の体験談を聞いたり。
そういう状況が、ウサギを飼ってみたいと言う気持ちにブレーキをかける。ちなみにいろんな人にウサギを飼いたいと相談して見ると、人によって「ウサギって以外と凶暴だから止したほうがいいよ」という人と「あぁ、ウサギなら安心だね」という人がいて、さてどっちを信用するかは自分しだい、という状況。
もうひとつは、2年で日本に帰ることが決まっているのに、飼った動物をどう処分するかという問題。日本につれて帰るには帰国の1年前から手続きが必要だったりと面倒が多いので、後輩隊員に譲ると言うケースが多く、またそれもトラブルのもとになっているので「じゃあウサギを飼って、帰るときにはどうするの?」とも聞かれた。食べるのはかわいそうだとか、ブルキナベに譲るよりは日本人に譲りたいだとか言う人が多いらしく、けどどうも私にはわがままで、動物を尊重してない考え方に思える。私は、
「帰る前に食べます。」
と思う。もし飼うなら。周辺のブルキナベたちもそのつもりで「じゃあウサギ飼えよ」って言うし。事務所の人も「それならいいか」って感じだった。



動物に噛まれないようにはどうしたらいいか、って話し合いをしたときに、少なくない意見として登場していたのが「動物をつなぐ」というもの。それは私が思いついたわけではないけれど、「とても日本人的な」発想なんだと思う。椎名誠は世界中を回って見て「鎖でつながれている日本の犬はかわいそうだ」と思ったと本に書いている。私もそれはブルキナに来て、犬をはじめたくさんの動物が放し飼いになっているのを見て感じたし、犬が人間を見ても特に何をするでもないことは実感した。「狂犬病予防のため」と犬を鎖でつないでしまうことは、自分の落ち度を犬に押し付ける好意だと思う、今は。だってブルキナ隊の狂犬病騒ぎの半数近くは猫が原因だったけれど、それでも猫をつないだって話は聞かないもんね。
それから、日本に帰る前に、その処分として「食べる」という選択肢をたとえば「残酷」と考えなしに一言で片付けてしまう人たちにも私はものすごいエゴイズムを感じるんだけれど…覚えてたらその話はまた今度、しよう。
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