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ワガ-ゾルゴ間の交通事情講座




師走の31日、午後にやっとバスに乗って主都に出発した。
ゾルゴに残った同僚には「どうしてそんなに主都によく行くの、ゾルゴは嫌いなの?」と聞かれたけれどそりゃしょうがない、「だってうちに電気がないから」と言ったのは嘘じゃない。約束とかもあったし。
それで、基本的に都市間移動をするときには、大きなバス会社が運営している大型バスを利用することになっている。で、どの会社の何時のバスを使うとか、連絡しなきゃいけない決まり。交通事故が多いため、もし万が一事故になったときに迅速にその状況が把握できるようにということで、そうなっている。大部分の隊員に言わせれば、子ども扱いをしているということなんだけれど。

大晦日は主都に移動する人が多かった。それで、午後になって駅に行ってバスを待っていたけれど、ゾルゴに来たときにはすでに満員で、ゾルゴ駅では止まらずに走り去っていくバスもいくつかあった。それらを見送った後で、やっとあるバス会社のバスに乗ることができた。が、席がなく、ワガに着くまでのおよそ2時間、立ち乗り…を、覚悟していた。バスがゾルゴ駅を出発した3分後までは。
そしたら、車掌さんが、詰めれるところは詰めて、とやってみんながちゃんと席に座れるように頑張ってくれて、そして最終的に、一番後ろに立っていた私にも席を作ってくれた。そしてそれが…


一番前の席。全面フルパノラマの絶景が広がる特等席だった。少し、よくないなぁと思った。というのも、実はJICAによってこの席は推奨されてない。事故が多い国だが、前の席に座ったときに衝突事故にでもあえばまず命を落とすポジションであること、道路封鎖強盗に会った際、一番被弾する確率が高いということなどの理由で説明される。で、できれば後ろのほうの、通路側の席がいいと。そう言われている。
が、一番前に座ってしまった。ちょっと、まずいなと思ったけれど、そこに座って、そして普段後ろのほうに座っていれば楽しむことのできない景色を楽しむことにした。全面パノラマのこの景色を改めて眺めてみて、やっぱりブルキナって平べったい土地だなぁと思った。そして、徒歩とかバイクで道路を走っていては望むことのできない、すこし高い位置から眺める優越感の漂う目線。小さなバイクや自転車をどんどん追い越して行く。


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ちなみにブルキナでは基本、左ハンドルで右側通行。ちなみに交通標識はヨーロッパ準拠(フランスの植民地だったため)。


そして、いつかつぶやいた、こんなにものをどかどか乗っけるからすぐに車が故障するんだというのも、理解してもらえるような写真が撮れた。トンネルがないのをいいことに、とでもいうのか。本当に限界という言葉が彼らの辞書にはないかのようにどれだけでも積んでしまう。そしてもちろんこの車の中は、15人がけのシートに22人は堅い、というぐらいにすし詰め。

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昔、レストランでバイトをしていたときに、自分が作ったものを味見してもらったとき、シェフに言われた。「ん、うまい。が、ちょっと上品すぎるな。」料理の味に関して上品だとかそういう物差しを持ったのはその時からで、私の大好きな基準の一つになったが、ここブルキナにきてしまえば、日本のものなど全てが上品すぎるくらいだ。

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年末、正月のお祝いがあるということでみんなが鶏を求める時期。主都行きのバスにはこんな風に鶏が何匹もぶら下がっているものが多い。ある種、風物詩というか季節感を感じるたぐいのものなのかもしれない。

IMG_4962.jpg


そして、これがオペヤージュ。ここで通行料金を支払うようになっている。高速道路だとかそういうものではないんだけれど。高速入口とかというよりは、関所だと思う。


IMG_4965.jpg


それから、ふと隣を見て気付いたんだけれど、バスってギアが8速まである?!車のギアなんて多くて6速までしか知らなかった私に、かなりの衝撃。この形、ギアの入れ間違いとか多そう、とか思いながら見てたけれど、そういうこともなく普通に走ってた。そうかぁ、8速まであるからバスって、走り出しだすときにあんなに細かくギアチェンジするのかぁ。ちょっと納得いった。
観察していたら、バックは書いてある通りのポジションにあり、その他のギアも書いてある通りのポジションにあるとしたら…このバスは、なぜか毎回2速発進。間違っても1速には入れない。そして、街中で走っているときに7速までは間違いなくあるのは確認した。多分、本当に8速まであるのかもしれない…とか思いながら見てた。


なかなかこういう風景を見たり、こんな風に綺麗に写真に収めることができるものではないので、紹介した。
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コメント

 バスが8速とは凄いのう。わしも日本じゃあ見たことがないで。まあ、バスでもオートマの時代じゃけんのう。
 ただ、日本でも1速は使わんでえ。バスやトラックの大型車は荷物や人をようけ積むけん、最大積載時の発進か急傾斜登坂用と考えたらええんじゃない。簡単に言うたら、「エキストラロー」ということかね。

 ついでに、運転手さんは「ダブルクラッチ」を踏みよったじゃろ?これをせんとギアが入らんのよ。特にシフトダウンの時には必須じゃあ。
 まあ、乗用車は「シンクロ」が付いとるけん、ダブル踏まんでもギアが変えられるんで普通は必要ないテクじゃがの。それでも、走行中にローに落とす時に使うと、スムーズに入るで。

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