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後任、募集します。


現在、西アフリカの内陸国ブルキナファソに協力隊が87人。これは私が最も身近に感じることのできるデータだが、他にも技術協力プロジェクトや日本での研修、FAOやUNICEFを通しての農業あるいは学校関係の援助など、今、ブルキナで日の丸の存在感は大きい。ブルキナの新聞の1面に日本大使館主催の講演会の記事が一面トップで載り、2年に一度主都で開催されるSIAOという大きなイベントでもJICAボランティアブースが行った主催者とコラボレートしてのゴミ拾い活動や普段の活動のアピールにしても、何度も新聞やテレビ始め多くのメディアに露出してその存在感を示した。ただ小学校の教科書に登場する遠いアジアの先進国というものでなく、現在は普段の生活の中からでもブルキナの人たちにとって日本は意識すれば身近に感じることのできるチャンスが多い国だろうと思う。

ちなみにこの傾向は、ここ最近のことだと言う。農業関係の研修で北海道に行ったことのある同僚によれば、その日本での研修もブルキナで多く進められている技術協力プロジェクトも、昔はほとんど無かった。協力隊だって、ブルキナに入り始めたのはここ20年ぐらいのものだ。アフリカが日本にとって精神的にも物理的にも遠かったことはその要因の主なものであると言えるし、一方で現在は西アフリカ・仏語圏を対象にした支援が膨らんでいるという話も聞く。2008年の第4回アフリカ会議で日本は、対アフリカ援助の倍増を表明している。隣国のマリでも植林プロジェクトなどが進んでいるし、協力隊も最近入った。ニジェールやセネガルでも協力隊派遣数は増加傾向にある。援助に関しては賛否両論あると思うけれど、現実に西アフリカへの援助は増えている。これは、一つにはグローバル化が進んで、環境問題もグローバル化して、アフリカも含めた世界じゅうとの距離や温度差がぐっと縮まったせいだろう。アジアだけを対象にしていればよかった時代はすでに過ぎた。
いま一つは、今どういう話になっているのかは知らないが、援助は一面では資源争奪戦と言う側面を持つということがよく議論になっていた。今でもテレビや雑誌でそういう話をしているのだろうか。現在中国が対アフリカ援助を大きく伸ばしている理由としてボーキサイトとかコバルトとかオイルとか(詳しくないから、テキトーね)が欲しいからだとか、日本はその資源争奪戦に乗り遅れているだとか、みんな言っていた。(いわゆる近代的な)対外援助と言われるものとしてはまずマーシャルプランだとかの名前が私の頭には浮かんでくるのだが、それもアメリカとロシアの国家買収合戦だったのではと、考えたことがある。今でもよくある、資源ではなく、国連の場などでの票集め。そういう根回しは、これからもやむところを知らないだろう。

さてでは日本が何を狙って対西アフリカ援助を増やしているのか。ブルキナに関して言えば、資源らしい資源と言えば金。それは外貨獲得の貴重な手段になっている世ようだが、それも少量しかとれず、貧しい農民が乾期に出稼ぎに行くところだ、ブルキナの金山というのは。根拠はないけれど、日本の都市鉱山のほうが豊富にある気がする。私は、西アフリカに対する援助の目的は資源よりは世界に向けたポーズ、頑張って援助していますっていうアピールが一番の目的なんじゃないかと、勝手に思っている。民主主義の国際社会で、味方は多いほうがいい。
たかがマグロを食べたいと願っただけでも、これからの時代では日本だけではその願いをかなえることは難しくなりそうだ。だから政治的な援助という関係だけではない、経済的にも密な関係というのはもっと欲しい。個人的にはアフリカに対して日本はもっと市場と言う観点ももう少し強く持っていい気がする。こちらのスーパーとか見ても、フランスの植民地であったブルキナの過去や現在の世界の工場・中国の存在ばかりが目につく。それから、多くの人が「留学でアメリカへ、カナダへ」と言っているので、アカデミーの分野も頑張ってほしい。あと、ビザ。みんな、日本に行くのにビザを取るのが大変ってぼやいている。今これだけ日本が存在感を西アフリカで示しているのに、アピールするだけしておいて日本には来ないで下さいというのは納得できない理屈だと思う。「日本に行ってみたい」と言ってくれるブルキナべたちのつぶやきを、社交辞令で終わらせたくないという気はする。

ところで、ミレニアム開発目標ってものがある。キリスト生誕2000年を記念して愛に目覚めましょうと言う、あのキャンペーンのことだ。そろそろゴールに定めた2015年が迫ってきているが、正直(有名)な話、目標にした程は愛に目覚めた人が少なかった、残念ながら。それでも目標に向けて努力したんだという言い訳が欲しくて必死で、ブルキナの場合はこれまで衛生関係の目標に関しては努力を怠ってきているので、ここで最後の悪あがきとしゃれこんで「目標には届かなかたけれども頑張ったんだよ」と言いたいがためにここにきて衛生関係のプロジェクトを増やしてきた。
私もその一員なんだけれど、協力隊の中で最近、飲み水の確保や衛生啓発をする人たちを「水の防衛隊」というレンジャーめいたものにして、そこら辺のことに力を入れてやっていますよとやっている(なにがなんだか)。数年前に横浜で開催されたアフリカ会議で当時の麻生首相が「これから日本は飲み水確保に力をいれます」と言って創られた。21世紀は水をめぐって戦争が起こる時代とさえ言う人がいるこの時代にあって、飲み水の確保に努めると言うのは言ってしまえば水の防衛隊と言うのは戦争を未然に防ぐことをミッションに据えられた存在である、とも言えると思う。街中をプラカードとビラひっさげて大声で叫ぶだけが脳じゃないぞ、と言いたいわけだ。日本政府としても水の防衛隊を真面目にやっているので(当たり前だ、マグロがかかっているんだから)、私たちというのは「注目していますよ」と時々言われる存在なのだが、ここに居ても、どうもその眼差しが見えてこない気がする。「注目するなら金をくれ」と言いたいこの頃なのだが(実際、水の防衛隊には水の防衛隊のための特別な予算があると言う話も聞いたことがある)、どうも話題をさらってしまっているのはまたもや必殺仕分人の面々、その筆頭・蓮舫氏。二週間ほど日本に帰国していた専門家が何やかやと仕分人の方々のユニークな目の付けどころだとかあまりにもふがいない役所の人々についてぼやいていた。曰く、
「いっぺん、協力隊もやめてみればいいんですよねぇ。」
そうだそうだ、マグロが食べらんなくなるかもしれないのに。


記事のトーンがだいぶ変ったね。そう言ったからといって、別にブルキナでマグロがたらふく食べられるわけではないけれど。要するに私の言いたいのは
「ゾルゴに来ませんか」
ということなのだ。それも仕事で、2年間。話が急展開したように思うが、何事もなかったかのように振舞ってみる。
シンプル、短くて面白く、ビジュアルに訴えたメディアが求められているこの時代に、ネットのタダで読めるブログで意味のないことをこうもだらだらと綴った後になってこうして本題に入った折、果たしてここまで読んでくれた人さえ、どれほどいることやら。

本題に入った瞬間に話がそれてしまったが、再び本題に入って何が言いたいのかと言うと、私の後任をこれから探すところなのである。
年に二回、青年海外協力隊募集のポスターが掲げられる時期があり、平成23年度の春募集から探すということなので、次に雪がとけて桜が咲く季節になったときにJICAのホームページから探せば、要請が見つかるはず!

このブログをどれだけの人が見ているかということに関してはこれまでネガティブな想像ばかりをしていたが、最近、日本の税金でこうして遠くアフリカの大地にやってきた我々がこうして自由に綴っているブログも、自分で思った以上に色んな人達の目にとまっているということを実感することがあった。さすが税金を惜しみなく使った事業、仕分けで切られまくっている事業なだけはあって、こんなにも日本国民の注目の的になっているのかと期待に胸を躍らせていたりする。
なので決して少なくない数の人がこの記事に目を通していてくれて、そうして残った課題は果たしてここまで読んでくれている人がどれ程いるのかと。同じことを少し前にも書いた気がするがえーいかまうものか(と椎名誠のマネ)、三度本題に戻ってきて、つまり私の言いたいことは

「私の後任を探します。」

それは本来JICAの仕事(と言うことにしておいて、ここで説明するには複雑すぎるので)で、私がなんだかんだと言うことではないのだけれど、はっきり言ってどんな人が来るのか楽しみ!期待している!待っている!!早く見たい!!!
そしてトントン拍子にいい人が見つかれば(嫁探してんじゃないんだから)、私と任期が3カ月かぶり、実際にその人を見て、一緒にゾルゴで働いて、引き継ぎがちゃんとできる。つまり、最後の3ヶ月だけは、一人任地じゃなくなる、ってこと。
それが一年以上後のことだろうと未定のことだろうと、想像するだけでなんだか嬉しくなってくる。

ふだんあまりしゃべらなくて、人を避けるように単独行動ばかりして、一緒に居てもどうせみんなとリズムは合わない、すぐにはぐれる、たまに喋るとすぐに喉が痛くなって、アナウンサーでもないのに喉にポリープができて医者に「喋らないでください」と言わせしめた…そんな私ですら、それでも一人任地はさみしい…最近、長電話が趣味。家で携帯を充電できないのがつらい。

ところで。ここまで読んで下さったところで
「あなたが去った後は一人任地になるんでしょう?」とか
「たった一人の募集の狭き門?!」と思っている、そんなあなたに朗報が。
実はうちの任地は、二人任地になる予定!!それも、同じ仕事で。私の後任は二人で、二人で村を回って活動できる、家に帰れば日本語で愚痴を言える相手がいる、心強くも楽しい、浮かれた任地になる予定。
同じプロジェクトによる要請でも、ジニアレは二人体制に慎重姿勢、トエゲンはまだ協力隊が入っておらず、二人体制になるのが果たしていつのことやら、と言う感じ(まぁ事情ありで)。またもう一つの難しい問題もありで、要するにこれからはゾルゴの時代が来る!!このブログでその辺のことは仄めかしているから分かってもらえるとは思うけれど。
この時代の波に賭けたい人、あるいは乗りたい人、おいでませ。めんそーれゾルゴ。広島出身ですけど、何か?

というわけで、秋募集で試験をやっているであろう今の時期に春募集の話なんてすれば鬼が笑うのかもしれないが、もし興味のある方は、真新しいランドセルや学ランを街路樹の隙間に見るころになりましたらば、JICA・協力隊募集のホームページへおいでませ。めんそーれゾルゴ。二回目ですけれど、何か?

ちなみに私の後任のキーワードは…
・村落開発普及員
・水の防衛隊
・ブルキナファソ
・中央プラトー州給水施設及び衛生改善プロジェクト
・ゾルゴ
・バイク貸与
…とまぁこんな感じかな。てことで募集はまだこれからだけど、トントン拍子で見つかったなら23年度4次隊として、お待ちしてます♪
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