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9月11日の日記より。


夕方、日も沈んで暗くなった6時半頃。
カーテンを閉めようとして窓に向かって、ふと見上げると、西の空に、絵に描いたような三日月。
晴れた、雲ひとつない空に、小さく輝く星を一つ、すぐそばに従えて浮かんでいた。

こんなに美しい三日月を見たのは何年ぶりだろうか、と思ってみた。
いや三日月が珍しい類のものではないけれど、
こんなふうに映えているのはめったに見ない気がする。
一瞬、心を奪われた。

まだ暫く、蛍光灯のつかない夜は続きそうだ。



最近、芥川や漱石を読んでいる。
芥川は昔から好きだったが、漱石は読んだことがなかった。何故かは知らない。縁がなかったんだろうと思う。
ただ小さい頃にアニメで見た「坊ちゃん」の印象は強い。
漱石本人の文章は読んだことがなかった。

大学4年のとき、とある悩み多き友人が漱石にはまったと言って、三四郎だったかなんだったか忘れてしまったが、その主人公に頗る共感すると繰り返していた。何の気なしに聞いていたので、どの作品のことだかすっかり分からなくなってしまったが、そう話す友人がいたことが今、漱石を手に取っている理由の一つになっている。さて、彼が話していたのはどの作品だったか…余計な考えを持ちつつ、その世界観を楽しんでいる。今このタイミングが調度好いと、勝手に思いながら。


明治や大正にかけての文章を読んでいると、その当時の人々の生活が目に浮かぶようで興味深い。
着物を着、畳に座り、ランプを灯けて洋書を読みふける。
蝋燭からランプに変わり、その明るさに驚き、そして慣れていった人々…

私が今、家で灯している明りは蝋燭と、電池式の携帯用LEDライト。LEDは実際明るくて、夜作業をする為に重宝している。が、その光の色合いやら揺らめく感じから言って、蝋燭の明りの方が好きだと思う。
損得勘定に訴えたとしても、LEDランプを使った方が安くつくんだろう。そう思うぐらい、電池も良くもつ。

が、どうせここまで(蝋燭まで)戻ったんだから、遊びじゃなく。
だからいっそ暫くは、出来るものなら、石油ランプを灯して夜を過ごしてみたいもの…と思ったりする。
裸電球の生産だってストップする時代なんだから、明治時代ごっこをするのも大変だろうとは、寂しくも思う。
まぁせめてここにいて、ファン・ホーテンは求めないからと。

さて一体、誰と話をしているのやら…?
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