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Il faut, essayer?? (試してみる??)


ムシのいい夢を見た。何も言わなくても、自分のことを理解してくれるという、都合のいい夢。自分の奥底にある、「甘えてる」の一言で象徴できてしまう願望というのが、我ながら悲しい。



ところで。
イスラム教の文化のうち、有名なものに「ラマダン(断食)」というものがある。
ちょうどこの8月12日に始まって、一ヶ月間は昼間(正確にいえば午前4時半から午後6時半まで)、何も食べず、何も飲まず。そして夜になると食べる。ついでに言えば、最終日にはお祭りらしきものをやって、ラマダンの終わりを祝うらしい。

興味のあったイスラム教。そしてあふれているイスラム教徒。早速色々としゃべらせてみよう。

あるイスラム教徒の同僚によれば、一ヵ月間は苦しい思いをすることになるけれど、その先には
「新しい自分」
が待っているんだとか。なかなかに、宗教らしい考え方だ。


日本にいて、浄土真宗だとか、いわゆる大乗仏教を信仰していると、それはどれだけ楽して救われるか、みたいなところがある。面倒な決まりごとはないし、苦行なんてもってのほか。庶民にはそんなことやってる暇なんかないんだ!!とばかりに、まぁせいぜい冠婚葬祭のときに出しゃばってくるぐらいのもので。だから「仏教徒はどんなふうにお祈りするんだ??」と言われたときに、かなり困った。「熱心に祈らなくても救われるんだよ」と言ってみたとして、どれだけ納得してもらえるんだろうか。だって彼らは、最後の審判で神のもとへ行くことが許されることを願って信仰しているんだから。(ちなみにブルキナにはイスラム教徒とキリスト教徒が多くいる。)

が、もともとのインドで生まれた仏教は違う(と思う)。禁忌はたくさんあるんだろうし、苦行を乗り越えた先に「悟り」という、快楽をむさぼっているだけでは得ることのできなかった「宇宙の神秘」みたいな答えを知ることができると考えているはず!!なのだ。

だから、イスラム教のラマダンが、それを乗り越えた先に「新しい自分」を見出すことができるというのは、仏教が求める「悟り」に似ているような気がする。私は、「新しい自分」というものに出会ってみたいと思う。今の、焦ってばかりの自分から一皮むけたい。






つまり。

ラマダン、やってみることにした。イスラム教徒じゃないけれど。
Il faut essayer!!(やってみなきゃ!!)

そういうと、イスラム教の同僚はよしやれ頑張れ!というし、その他の同僚はあなた仏教徒でしょ、ちゃんと食べなきゃ!というし…その温度差が面白かったりする。何はともあれ、何も食わず飲まず。飲まず、のほうが若干つらい。つらいからこそのラマダンなのだ。
一方で、まれてないためのトラブル、夜中に食べ過ぎてしまう、なんてのもあったりするが、今はブルキナに着いて以来一番!!ってなぐらいに体調がいい。このまま一カ月、続けるつもりでいる。


ところで私のうちはまだ、キッチンや水回りの整備が済んでない部分が多い。だから、特に食事に関しては同寮のうちでごちそうになって、それから帰って寝る、というパターンが多い。

ある同僚のうちでご飯をごちそうになったときのこと。
かれは同じプロジェクトで建てられたうちに住んでいる。つまり、作りや形は私のうちと全く同じ。しかし彼のうちは電気水道なし、一方でうちはそのうちに電気も水道も来ることが決まっている。それも、農水省(ブルキナの)が支払う。私にしてみれば、タダ。それでも日本にいるよりはクオリティの低い暮らしというか、いろんな経験ができるんだろうけれど。
こっちで、こっちの人間として働いているかれが使えない電気水道を、なぜ私がタダで使えるのか??その裏をめくってのぞくことは、分っていても少し怖い、というか勇気がない。
懐中電灯を肩に押し込んで、その明りを頼りに魚を揚げるなんて、私には想像もできない生活だった。

Il faut, essayer??(試してみる??)


言いきることはまだ、できない。

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コメント

電気がのーても困らんように、荷物に懐中電灯を入れとろーがいや!蚊取りも電池にしとろーがいや!
わしゃー、電気も水道も来とるゆうけん、ちーとばかしショックじゃわいや・・・・。

こんにちは。
ラマダン中の断食は日の出から日の入りなので
午前4時半とか午後6時半とかではありません。
ラマダンの目的は貧しい人の気持ちと喜捨の教えの重要性を
理解すること、および神への忠誠心を示す行為です。
ちなみにつばも飲み込んではいけませんし
たばこなども禁止です。

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