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娘に売春させるよりはまし?


今日は朝から裁判の傍聴に行ってきました。暇人の特権です。みんなが働いたり勉強している平日の昼まっから、およそ生産活動には繋がらないと思われる(いやむしろ、交通費がかかってる分マイナス?!)、人が裁かれる様子を黙々と見て、聞いているだけの時間。正直、疲れます。でもやめられなくって、暇があればまた行く。絶対。

今日は全部で6件を傍聴。一件は判決だったから、中身のあるものは全部で5件。その中でも印象に残った3件をここに紹介したいと思います。







①最初に見た、恐喝事件。50ぐらいのじいちゃんがファッションブランド店の店員の接客態度にクレームをつけたというところから始まっている事件らしいんだけど、今回は被害者の店長を迎えての証人喚問。初回の法廷は見てないから、最初はちょっと置いてけぼりを食らいましたが(笑)

はなっからこのじいちゃん、いちゃもんだった。バイトが「折り返しお電話いたします」と言い、20秒(!)電話が無かったから「どうなってるんだ!!」と怒り出した。店長や従業員が謝罪を繰り返すものの、被告の怒りは収まらずに「本社に言うぞ!」などと脅し、自宅にまで謝罪をしに来させる。

しかしその際被告は被害者に、「(某有名百貨店に行って)接客を勉強してこい!それから、下着を見て来い」と言っている。で、被害者が従業員を伴い、被告の指示に従って見に行くと、そのときにまた電話があって、「見て来い」だったのが「買って来い、プレゼント包装もして」と変化した。

変だとは思いつつも被害者は、被告の気を静めるため、ことを大きくしたくないという思いからやはり従い、下着を買って従業員と共に被告宅を訪ねた。被告はやはり怒ったままで従業員の処分を求めたりしたと言う。とにかく怒りっぱなしで被害者を困らせた。謝罪を済ませた被害者らが立ち去ろうとすると、今度は「誠意を見せろ、その(買った)下着はどうするつもりだ」などと下着を引き渡すことを暗に求め、渡すまではまた「本社に連絡する」などと脅した。被害者はあきらめて下着を渡すと、「最初からそうすればよかったのに」といったそうだ。

で、被告宅を出てから二人は相談して110番を決めたそうだが、後日被告から「警察には届けないでほしい」と言う電話があり、そのときに初めから脅し取るつもりだったのだと確信したらしい。


今回は被害者への証人喚問だけだったために被告がどのような話し方をする人かは全く分からなかったが、口のうまい人と言うか、口が立つ人なのだろう。脅し文句のほかにも「うちの息子もお宅の店に行ったときに、接客態度が悪かったと文句を言っていた」とも被害者に言っていたらしいが、後に被告には子どもがいないことが発覚。いちいち有名百貨店の名前を出して被害者にプレッシャーをかけていたというのも実にいやらしいと思う。
次回は従業員が証人として出てくるのか、それとも被告人質問か?ぜひとも被告のトークを聞いてみたいと思わせてくれた公判だった。








②万引きは、誰だってやったことのある犯罪だと思う。少なくともおれだって、小学生の時には万引きを繰り返していた。シャーペンの芯とかの小さなものからエロ本も盗ったし、一番高いものでは多分、アルバムCDをやったことがある。手癖が悪い子どもだった(ちなみに今は、やってません。信じてください)。
今日、裁判にかけられていた25ぐらいの女の子も、手癖の悪い子だったようだ。窃盗の前科があり、執行猶予中にまたしてもやってしまった。前回の分とあわせて、今回は実刑で2年半か3年か。

その女の子は精神障害(うつ病等)があるようで、まず話し始めたときのその舌がうまく回っていない様子、住所などのデータが若干食い違うところなどからそれが垣間見えた。前回の裁判の前後から癲癇も出てきたらしい。リスカも繰り返している。
そんな心の弱い少女は裁判と両親の離婚などでかなりのストレスに押しつぶされそうだった。母と母方の祖父母と共に暮らしていたが、無職の父が度々、離婚の後も母の家に金をせびりに来ていた。

ここら辺はおれの推測だけど、父親はDV系の男性だったのではないだろうか。で、離婚の後も別れた奥さんに依存していた。

で、心の優しい女の子は父が一人で貧相に暮らしているのがかわいそうで父親の所に行ったり、祖父母などにお金を少しもらい、父親にコンビに弁当などを買って行くなどしていた。父親のことが、本当に好きだったんだと思う。
しかし父親はそこに漬け込む。娘をだしに母がたからお金を引き出すことができることを利用するようになったのだと思われる。

その決定打が、前回の裁判で「もう絶対にしません」といった少女が再犯に手を染めてしまったきっかけだ。なんと、父親にけしかけられた、と証言したのだ。

父親はタバコを吸いたかったが金が無かった。「そこのコンビニで万引きできた。だからお前が盗ってこい」みたいな感じで。

母方の家族の監督不行き届きも確かにあるけれど、さらに一度出来たために万引きを繰り返した少女にも問題はあるけれど、さすがにこの父親にはあきれてものが言えない。娘に万引きをさせる父親なんて。しかも、執行猶予中。刑務所に行く羽目になるのは娘だ。精神障害があって自我が割りと弱いという部分も踏まえて、利用したんだろう。その父親がこの法廷に出てくることは無い。少女はそれでも、父親をかばうような証言を部分的にしていた。

判決は2週間後だ。







③自動車運転過失致死傷。どんないきさつにせよ、人を殺してしまった人の裁判を傍聴するのは今回が初めてだと思う。しかもこれが故意じゃあない。駐車場から道路に出る際、右の確認や一時停止などを少しサボっただけだ。で、その右側から老人夫婦が乗った車が来ていて、接触。運転していた夫婦の旦那は死亡、婦人も大怪我をして入院した。
車の整備状況や相手方の運転には特に問題はなし。被告も自分の運転だけが悪かったと自覚している。
被告はごく普通の会社員。真面目に働き、部長にまで昇進し、子どももいて、会社の常務が証言台に立って「彼はわが社にとって大切な存在。解雇したりはしない。これからも会社のために働いていただく」と話す。
そんな人でも、これで間違いなく有罪である。すねに大きな傷を負った身となった。刑務所に行かないからこそ、彼の今後が気になる。どのような思いでこれから彼は、出社するのだろうか。彼が悪い人でないのはみな知っている。だからこそ、みなつらいと思う。

これも二週間後、そしてそれ以降が気になる。






しかし今日は、何かとイラッとする弁護士が多かった気がする。スムーズに審理を進めるために協力してくれよ。いちいち「は?」と聞き返す、耳の遠い弁護士。かと思えば、かつぜつ悪いうえに早口で何言ってるかよくわかんない弁護士。しかもそんなんだから、誰よりも良く噛む。もう何言ってるか分けわかんない。なのに、最後の弁護人意見を長々とだらだらと続ける。脳が雑音として処理して、全く頭に入らない。なのに聞こえてくるから性質が悪い。はっきりしゃべってくれぇ!!

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