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目撃!!裁判員


昨日初めて、裁判員裁判を見ることができた!!
広島地裁で初めて裁判員裁判があったときには、マスコミの数の論理に完全に負けたけど…


今回は事前の新聞報道の少なさで「これはいけそう!!」
っておもって裁判所に赴いたら、案の定、47の定員に集まったのは60人弱。これは落ちるほうが難しい!!

で、その計算どおりに手に入れることができた!!
憧れの傍聴券。
091202_1314~01



ところで今回の事件は3日で終わる、わりと小さ目の事件。
ちなみに罪名は「強制わいせつ致傷(と器物破損)」。性犯罪だ。

静岡にいるときに性犯罪も少しだけ傍聴したことがあるけれど、
どうも性犯罪は夢物語のような、「本当にそんなことをする人がいるんだ」という気が抜けない。
窃盗とかなら自分もやったことあるし、そのほかも理由は様々だけど、想像しやすいんだろう、少なくとも性犯罪よりは。
だからなのかは分からないけれど、性犯罪の被告はこの世の中でも最も凶悪な犯罪者の気がする。。。これは私の偏見だ。

だけどやっぱり、少し前に集団強姦の事件で被告人にそれぞれ懲役2~3年しか与えられなかったのは少ないと思う。むしろ集団の方が悪質に思えるしね。
この結果を見ると、裁判員には(こと性犯罪事件に関して)もっと女性の裁判官および裁判員が採用されるべきでは、と思わされる。

余談だけれど、静岡で見た性犯罪の法廷の一つは裁判員裁判を想定した、大型モニターを使用しての弁論や尋問が展開されていた。今回はその点でも、しっかりと比べて楽しみたいと思う。



と、ごちゃごちゃ考えてるうちに裁判官に続いて裁判員が入廷。
広くて、でもたくさんの人であふれてる法廷の緊張感はすごかった。
裁判員の男女比は1:1。ただし、裁判官は3人とも男性。

今日の法廷は驚くことだらけ。雰囲気や機材の変化だけでなく、噂には聞いていたけれども弁論が驚くほど丁寧に読まれる。素人には聞き取れない位の早口、かつぜつが悪く、小声で、なんてことが全くない。
検察官も弁護人も席から離れて、裁判員の前に出てきて、ゆっくりと話す。しかも丁寧語つかって。モニターこそ使ってないけれども(期待したんだけどな)、弁論の意義から解説してるし、理解しやすくまとめてあるし、ゆっくり話すおかげでメモも取りやすかった。


ただしここで思ったのは、話し方が変わっても、弁論の内容がほとんど変わってないということ。
この理由は直後に分かったんだけど、公判前整理手続きがある所為だ。
確かに、短い時間で終わらせるために論点を絞ることは必要かも知れない。でも焦点の絞り方が今までと全く同じ(三者で密室会議)で、そのお膳立ての上で裁判員裁判があるのなら、国民の常識を反映させることのできる範囲がかなり縛られてくる。あんまり意味がない気がしてきた。
以前の裁判に「茶番」という批判があったけれど、その点、あまり改善がないような気がする。



裁判員裁判は司法改革の一環で取り入れられたと思うんだけれども、
裁判員裁判以外の改革はどれぐらい進んでいるんだろうか。裁判員制度にばかり目がいって、全然気にしてなかった。
日本は刑法自体が大昔のもので時代遅れ、と言う批判だってある。刑法はどれくらい変わるのか。
それから、裁判所側に国民の常識を反映させるのはいいけれど、そのほかの場所は?検察に対しての改革は、検察審査委員会(だっけ?)の権限が強化されるぐらい。
裁判員裁判では裁かれない法廷のことだってある。


話がどんどん逸れていくけれども、今日感じたのはそういうことだ。
裁判員制度、いいと思うけれど、それを導入しただけでは不十分。
もっと時代に合わせて裁判員制度にあわせて、司法改革や制度設計が為されていなけりゃいけないんじゃないの?

これから改革されていく部分、改善されていく部分に期待だね。





裁判の内容に関してはまた今度。
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