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11日目。福井



例えば、夕暮れが赤い。子どもが可愛い。そういう他愛もないことを表現しようとしたときに、自分で夕暮れって何か、赤ってどんな色のことか、子どもって誰のことかをちゃんと定義し直さなくちゃ、せいぜい綺麗な写真どまり。
カメラの性能に振り回され、フォトショで自在に編集が出来、という状況にあってじゃあ何のためにカメラを持ち歩くのか。もっと常識に順応することを捨てて、自分だけに見えている世界を一般化することを考えなくては。それはただ、写真のことだけではなくてね。

私は未だ、ピカソに感動できないでいる。




11日目、福井観光で友達と東尋坊に遊びにいった。
憧れの福井、ずっと気になっていた福井。東側だけだけれど、ちょっと見てきた。
日本海と太平洋では色が違うという人が多い。
そしてこの日、やっと晴れた日の日本海を見ることができた。
思ったよりも穏やかで静かな海。
でも意外と、船は揺れた。

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それと、福井市内の養浩館庭園。
大きな池が印象的で涼しい。
この季節、菖蒲と苔がやっぱりいい。


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金沢で6時間が消えてなくなる。金沢〜福井



この日は金沢市内観光。
本当は金沢のあと、加賀にも寄ろうと思ったけれど、金沢市内に面白いものがありすぎて時間なくなった。。。北陸って何処もすごく魅力的すぎて困る。本当は2時間ぐらいで終わらせるつもりだったのに、いつの間にか6時間もいた。

まず見たのは兼六園。広い庭はとても歩き易くて、夏の香りが広がる。
特に今は菖蒲が青々としていて、見ていて気持ちいい。

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中には重要文化財になっている家もあって、ここもすごく魅力的。
前田家奥方の御殿で成巽閣(せいそんかく)という所なんだけれど。
建物の中は写真が撮れないんだけれど、障子の下の腰板に、間によって様々な絵が描いてあったり、
庭も二つあるけれどタイプが全然違ってそれぞれ楽しめ、
特に気に入ったのが2階。いくつか部屋があって、それぞれの部屋がとても斬新な色彩でまとめてある。
この感覚は最近のセンスかと思うくらいで、江戸や明治時代から西洋の影響を受けるなどして、こんなにも冒険的な部屋を作って、でもすごく落ち着く色調にまとめてある。あれはみんなに見せたい。
せめて写真が撮れたらなぁ。


金沢城。

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そして、21世紀美術館。内側の展示よりは外側がむしろ21世紀。中も一部、遊びにいける美術館。惜しいのは、せっかく企画ですごく面白い展示をしているのに、とか建物が現代美術を意識しているのに、展示の仕方がちょっと古い。というか20世紀のまま。見て、「めずらしいねーおもしろいねー」で終わってしまいそう。ミュンヘンの現代美術館ぐらいに冒険してみればいいのになぁ??
しょうがないから、写真をとってもいいことになっているスペースで遊ぶ。


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ひがし茶屋街。昔、お茶屋が立ち並んでいた通りで、今でも舞子さんたちがいる。
座敷も昔のままを見学できる場所あり。ただし、コンパクトカメラか携帯のカメラのみ持ち込みOK。一眼さんお断り。

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茶そばを食べる少女。

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9日目、輪島の朝市。輪島~金沢


輪島の朝市を見るべく、朝早くに宿を出発。
この日も天気がよくないけれど…時々小雨がぱらつくなか、大雨にはならなかったので、ひたすら走る。
途中で電車とすれ違ったときに、ヘルメットの中で雄叫びをあげてしまった。
だって、電車にマジンガーZとかキューティーハニーの絵が書いてあったんだから。
一瞬のことだったので、写真は撮れず。
輪島が漫画家・永井豪の出身地とはガイドに載っていたけれど、まさかこんな電車が走っているとは!


そして朝市を見に行く。ガイドに載っている通りの、海産物や小さいわらじがたくさん並ぶ。
市のおばちゃんたちは結構馴れ馴れしい(笑)ずかずかと話しかけてきて、あれ買えこれ買えと。
カニやエビやわかめに魚類、それから魚の骨を使った醤油「いしる」などなど。ちょっと見に来ただけじゃなけりゃ、色々買ってかえりたかったけれどな。

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地元の高校生が作った、いしるを使ったお菓子。
もうちょっといしるの味が濃くてもいい気がするけれど、どうなんだろ?
魚の香りがするから、緑茶の方があうんだろうな。

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ちょっと座ってお茶が飲みたくなったときに、そこにあったお店の奥に座敷があって子供とおじいちゃんがいたので、茶店もかねている商店かと思って入ってみたら、茶店ではなく、奥にいたのは家族のおじいちゃんと子供。でも「そうですよね、この辺りにお茶飲めるところが欲しいですよね。」と言って座敷にあげてくれた。

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この家も4、5年前の地震のときに一度、倒壊したそう。この家だけでなく、この辺りの家の多くが一度つぶれたそう。
家の内装があまり最近のものという印象がなく、特に家財道具はとても古いものが置いてあったので、古い家を改装とか修理しながら使っているのかと思った。実際には一度全部つぶれてしまったから、家自体はほとんど新しいもの。でも、古い家の柱を、こうして新しい家を建てるときにも使っていたりと、昔からの町並みや生活様式を今でも大切にしているのがよくわかった。

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そう思って町並みをもう一度見渡すと、古風な通りだけれど、意外と最近の建物が確かに多いかも知れない。

この辺りは杉の皮を塀に使う。

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それから、輪島塗の沈金や蒔絵を体験できるアトリエが、朝市通りのはずれ、東側にあって、
箸に絵を描いたりできるので、ちょっと遊びに行った。

北側のアトリエは美術館みたいな感じ。

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南側のアトリエで、体験できる。
ここのスタッフさんがシャツにつけているバッジも輪島塗。普通に買ったら六千円くらいらしい。高っ!

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ちなみに私がやってみたのは、沈金という、引っ掻いて出来た溝に金を入れこんでいくもの。
沈金はその日のうちにもってかえれて、蒔絵は乾かすために一週間ぐらい必要らしい。

練習用の輪島塗の板。構造がよくわかる。


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錐みたいなのの先端で模様を引っ掻いて描いて、そこに粉上の金をつけていき、上から漆を塗って固める。
ふーん、こういう風に作るのかぁ。面白い。

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私が作ったやつ。

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(確か)千円で出来るし、楽しいよ♩

旬じゃないからという理由だけで味あわない訳には行かない。白馬村〜富山・魚津


朝6時半に白馬村の宿を出発し、日本海を目指す。
天気もあまりよくなく、早朝ということもあり、凍えるように寒い。
寒さに耐えながら、青々とした木々ばかりが瞳に写る景色がいつか、一面に広がる海を捉える瞬間をずっと待っている。

早朝の白馬。

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そして7時半、日本海に着いた!
トンネルをいくつか超えたところから信号機の向きが縦になっていた。

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そして朝食が食べれるかと思って寄った親不知の道の駅も、7時半ではまだ開いていなかった。

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鱈汁がおいしいようなので、どこかで食べたい!
そう思いながら進んでいくと一見だけ、早朝から食事が出来る食堂を見つけ、鱈汁を注文した。
あとから地元の人に「今の時期に鱈食って、なにがうまいことがあろうか。」とは言われたけれど、冬にくる予定がある訳じゃないので、やっぱりこれでよかった。と思おう。

この辺りで早朝からご飯が食べられるお店。
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鱈汁、ボリュームがすごい!そして白みそ。
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10時頃には富山市内に到着し、バイクの右前のウインカーのカバーが割れていたので誰かに相談しようとして、最終的に自転車屋さんのおばあちゃんのところに小一時間ほど留まり、おばあちゃんのお孫さんたちの話を聞いたりして過ごした。


その後、ウインカーカバーの修理はあきらめて観光モード。

水を買いにローソンに行ったら、数日前に恵那(群馬)でテレビで紹介されていた、でも長野のローソンには影も形もなかった生キャラメルラスクを発見、即買いして味見。長野になくてここにあるのはちょっと不思議な感じがしたけれど、でもおいしく頂いた。

その後、富山と言ったら薬、ということで、薬屋さんを二つ見学。両方ともとても興味深かった。

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夜、宿のフロントで紹介してもらった居酒屋でご飯を食べた。正直な話、そこまで期待はしていなかったんだけれど…すごくおいしくて、とても品のいい居酒屋で、落ち着いてきたら大将がいろいろな話をしてくれた。北陸の食文化、富山の国民性、京都との関係などなど。

すごく気に入った、へしこ茶漬け。
へしこというのは福井のあたりで有名な、サバをさばいてからぬかに長い間、つけておいた保存食のこと。
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軽くご飯を食べることだけを目的にしていったところで、こう期待以上に楽しい時間が過ごせたときほど嬉しい瞬間も、なかなかない。似たような、というか底流の部分で共通の文化を抱えているはずの自分たちも、その上に全然違うものを築いていて、それが端から見てもなかなかよくわからないけれど、こうしていると思いがけない瞬間に少しずつ解き明かされていくようで、やめられなくなりそう。

一人旅はアミューズメントを(あまり)求めていない。恵那〜白馬村


6日目、この日はある人のことをずっと考えてイライラしていた。
私は正直に言って、悔しい!事情が分かっていて、だからそれを理解して「しょうがないよね」と言ってあげたいけれど、内心その人には罵詈雑言を浴びせたい。なんてことばかり考えている。

本当はこの日、地域おこしに関わる仕事をしている人の話が聞けて、実際にどんなことをしているのか、見学しようと思っていた。しばらく前から連絡を取って、じゃあいつ行くので、よろしくお願いしますと言っていた。
なかなか返事が来ない人だけれど、急がしいんだからしょうがない(なにしろ自分とは違う)、と思って我慢してきた。たまには催促のメッセージを送ったりもしたけれど、基本的には相手には仕事があるということを思って遠慮していた。
そうしたら、行く前日か前々日になってようやく返事が来て、メールの内容としては「その日は忙しくて会えません」というもの。なんだ、開いてるからおいで、と言ってくれたから計画したのに。長野の山奥に行く予定を立てたのに。

なんてことに終始、気持ちを持ってかれっぱなしの日。考えても仕方のないことだから、そう思って忘れられたらいいのに。
なかなか思うようには出来ない。



昼前に松本。前回は従兄弟のお見舞いしか出来なかった松本、今年は国宝にも指定されている松本城を見ることが出来た。
でも、岩村城跡を見たときのような感動はなかった。松本城はテーマパークすぎて、歴史に思いを馳せることが出来ない。楽しくはあるけれど、そういうアミューズメントまででしかない。家族連れが多く、確かに子供たちにとってはとても楽しい作りになっている。

松本城の外観。一見して早く上まで上りたいと思わされる立派な天守閣。
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中は博物館にもなっている。
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平日にも関わらず、多くの人が天守閣に上る。休日はもっとすごいらしい。
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子供ははしゃいで天守閣に上り、下の景色を見下ろす。
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それから白馬村に着く。やっぱりスキー客がメインターゲットの場所であり、泊まる人が多くはない様子。温泉もこのシーズンは山に登る人がお昼や夕方に入っていくのがメインで、私みたいに泊まる人は珍しいみたいだった。夜に行ったら、貸し切り状態。

松本から白馬の間の風景。湖もいくつかあり、開放的で穏やかな緑あふれる風景が続く。
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そして貸し切り状態の温泉。
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次にくるときには、登山とは言わないけれど、スキーのオフシーズンにくるなら高山植物を見るとか、楽しむ方法はまだまだありそう。

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栄枯盛衰を目の当たりにする。恵那〜駒ヶ根


旅の5日目、気がついたら眠い。
バイクに乗りながら、時々意識が飛んでいる一瞬がある。
葉を食いしばって耐えようとしたところで、あまり効果がない。
しょうがないから、どこかコンビニとかで休憩してコーヒー飲んだり、その場で寝てみたり。


朝、ホテルの露天風呂からの風景。ダムが一面に広がってなかなか面白い。朝はこんなにも霧が出るものなのだと分かった。そして観覧車、最近よく見かけるなぁ。

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恵那近くのダム。この日も天気良好。
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そして朝一で山登り。岩村城跡を見学する。
ものすごい山の中で、確かに自然の地形を生かして難攻不落だろうけれど、
何百年後になって訪ねてくる身としては、「こんな山奥に城を作るな!」って言いたくなる。
昔の山城なので、天守閣とか派手なものはなく、山の頂上に本丸、それを守る形で山を下って二の丸、三の丸となっている。本丸に続く道、門も、ひたすら実用的なイメージだった。


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そしてこの岩村城後にはなにもない。
そのぶん、見学料も取られないけれど。
まず、売店がない。水さえも買う場所がない。
そして人がいない。お城を案内する人、管理する人から見学に訪れる人まで、誰のことも見かけない。
ひいひい言いながら、なんとか頂上の本丸に到着する。もちろんここにも何もない。
夏草が無精髭のように生えて、蝉の声だけがあたりに響く。
「夏草や兵どもが夢のあと」
のイメージがぴったりくる。

ここが本丸跡。

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この、栄枯盛衰というか、昔は堅牢を誇り、日本で一番標高が高く、三大高山城にも数えられるくらいの経歴を持った城なのに、今のその寂れた姿を見たときには、過去の栄光に思いを馳せずにはいられない。
かつては堅牢を誇って大活躍した過去の城で今や、
夏の日差しと蝉だけが私を出迎える。
この周辺に観光にくる人々がほとんど見向きもしないという有様。
そのことに何一つ文句を言わず、ひたすら山の上に佇む城を見て、
哀れみを感じずにいられなかった。

過去に思いを馳せるのに、ここほど適任の場所はない。



この日は駒ヶ根近くに泊まる。駒ヶ根に行く途中にある、馬籠宿も見てきた。
こちらは古い町並みを残したまま、過去の反映を現在の反映の糧にして華やかに動いている。
藤村記念館などを訪れた。
こちらもとても面白いものがたくさん見れた。

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